増え続けるイスラム人口とハラール商品需要

最近は日本でも『ハラール商品』が注目を浴びています。今回は今後のハラール市場と日本との関係性に焦点を当てて、今後のハラール商品について考えていきたいと思います。


増え続けるイスラム人口とハラール商品需要

ハラル市場の規模は、驚くほど大きいことはご存知でしょうか?世界全体のイスラム人口は15.7億人と人口全体の4分の1弱の22.9%を占めていると言われています。日本経済新聞は、イスラム教徒は今後キリスト教徒の人口を上回り、2100年には最大勢力になっていくだろうと予想しています。


イスラム教徒と切っても切り話せないのが、その『食』に関する問題です。ハラール認証を得た食品のみ口にできる厳格なイスラム教徒のために、今世界中では新たな食文化が生まれ始めています。


日本ではまだ馴染みの少ないハラール認証。しかし、東京オリンピック・パラリンピックを機に需要が増えていく傾向にありそうです。



そもそもハラール認証とは?

ハラール認証とは、イスラム教の戒律に則って調理・製造された商品であることを証するシステムのことです。 ハラール(ハラル)とはイスラム法において「合法なもの」の意味で、イスラム教徒(ムスリム)は「豚肉(豚由来の食品や添加物を含む)」「血液」「酒類」「イスラム法に則って食肉処理されていないもの」などは口にしてはならないという決まりがあります。(コトバンクより)


わかりやすくまとめると、下記の材料を含む食品がNGとなります。


●アルコール

●肉

●ゼラチン

●ラード

●ショートニング

●乳化剤(「大豆由来」などと明記されていない限り、避けた方が安全)

●マーガリンも避けた方が安全


外見から判断することは難しいため、パッケージやホームページに掲載されている原材料をしっかりと確認してから食べる必要があるようです。



ドバイではヨックモックが大ヒット

イスラム教徒の多い中東で、富裕層を中心に大ヒットしている日本のお菓子があります。それは、ヨックモックのシガールです。日本国内でもデパ地下お菓子として有名ですよね。ハラール認証は取得されていないそうですが、アブダビに店舗もあり老若男女にヒットしているそうですよ。シガールは、欧米の菓子に比べて「甘さ控えめで上品な味」のため、美食家の富裕層だけでなく、多くのイスラム教徒に支持されているそうです。


アルコールを摂取しないぶん、ストレス発散として甘いお菓子をよく食べるというイスラム教徒の富裕層。日本の有名お菓子もどんどん進出して欲しいと思います。



美容業界でも注目の的

食品に関するハラル認証の他にも、「体につける」ということで、実は化粧品やトイレタリーもその対象となります。高品質で高級なイメージの強いメイドインジャパンの化粧品は、中東の富裕層を対象に人気が高まってきています。日本でハラール認証を受けている化粧品はまだそこまで多くはないため、今後需要と共有が高まっていく可能性は大いにありますね。


化粧品によく含まれるコラーゲンやプラセンタなどの美容成分は、動物由来だとハラールではNGの原材料になってきます。このあたりをクリアできる化粧品を日本でも多く生産できるようになると、ますますハラール対応化粧品市場が盛り上がっていきそうです。



注目国はドバイ?サウジアラビア?いえいえ実は...

このハラール認証商品という巨大市場に、国家戦略として対応しようとしているのが『マレーシア』なのです。マレーシアの人口は約3000万人で、そのうち60%以上がイスラム教徒です。マレーシアは高級ホテルも充実しており、食品だけでなく化粧品やホテルのアメニティにも力を入れているそうです。


もはや日本も関係のない話ではない!

2018年11月に 日本の経済産業省がこんな発表しました。

『経済産業省は、11月26日、マレーシア政府とハラル協力に関する覚書に署名しました。』


協力分野

●東京オリンピック・パラリンピック準備におけるハラル専門知識の補助

●日マレーシア間のハラル製品、サービスの貿易・投資促進

●ハラル認証取得の促進

●イスラム教徒の日本観光促進

●ハラル・サプライチェーン、ハラル・エコシステムの確立


今後は、日本とマレーシア間で人材育成、技術協力、貿易投資支援、セミナーやワークショップの開催等を行なうことで協力をしていくとのことです。(経済産業省HPより)


今後の日本とマレーシアのハラール商品に注目していきたいですね!


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CHLOELA(クロエラ) by 山本クロエ

ストーリーセールス・起業・語学をテーマに発信。 感情を揺さぶる物語を語るだけで、熱狂的なファンがつき、売りたい商品が勝手に売れていく『ストーリーセールスメソッド』を提唱。 さらに、世界に向けてビジネスをしたい人を育てる活動も行っている。 ビジネスコンサルタントとしては山本クロエ、英語講師としては山本カオリで日々発信中。

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